【セックスと恋愛の経済学】

動機

タイトルにやられた。
本屋の本棚を流し見しているときに目に留まった。

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まず、著者が対象としているのはアメリカであることをはっきりさせておきます。
日本には当てはまらない、感覚的にピンとこない話題が多いです。

それでも、恋愛市場に経済学を持ち込んで大真面目に議論する面白みはある。
議論自体は緻密さが足りないと感じる部分もありますが、何かしら、新たな発見はあるでしょう。

ただ、コラムが多すぎたり、数字が多すぎたりと、真面目に読むには読みにくさを感じます。

ハードカバーを購入するお金を出すかは微妙なところです。

内容

恋愛市場に経済学の考え方を取り入れて、人の行動の原因や行動に影響する環境要因を探る。

若い男女のみならず、不倫市場、同性愛者、老年など、学問で取り上げるには勇気がいりそうな部分にもガンガン攻め込む。

感想

読んでいて感じた。
この気分は味わったことがあるぞ。
真面目にやってはいるけれど、出来の悪いレポートを読んでいる気分だ。

私が学生時代に量産したあのレポートだ。

一見、数字が多く理論だって正しい筋道で議論しているように見える。
だが、例えばこのような文章が気になって仕方がない。

米国の高校生の性行動は既述の通り過去20年で最低になっており、10代の出産率も1991年から2009年までの間に3分の1以上も減っています。彼らの性行動が減っているのに、そして予防措置をとっているようなのに、いったいどうして昨年の性病の新規罹患者の50%は24歳以下によるものなどということになるのでしょう?

文章自体が間違っているのではないですが、「性行動が減ると性病が増える」というトピックで語られると、
そのデータだけでは、性行動が減ると性病が増えるとは言えないよね?
と、反射的に感じてしまう。
性病が増えるというならば、24歳以下の性病新規罹患者の人数、割合の推移のデータが必要だ。

と、まぁ、こんな細かいことを反射的に気にするようだからモテないのだろうな~
と反省することしきりである。

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